電子レンジでの液体の加熱しすぎに注意

飲み物や油脂分の多い液体は、加熱しすぎると突然沸騰して飛び散ることがあります。これを突沸現象と言います。やけどの原因になるので注意が必要です。

突沸現象の事例は?

水、牛乳、豆乳、お酒、コーヒー、スープ、シチュー、味噌汁などがあります。 その他の飲み物や食べ物でも、突沸現象が起こる可能性はあります。

予防策は?

  • 加熱しすぎない
  • 加熱前に、「飲み物」はスプーン等でよくかき混ぜる
  • 加熱しすぎた場合は、1〜2分ほど時間をおいた後、庫内から取り出す
  • 取扱説明書に従い、「飲み物専用キー」などを使用する

突沸現象が起こるのはなぜ?

液体が沸点を超えても、沸騰を起こさない(プクプクと泡が出てこない)状態になる場合があります。その状態の液体に、砂糖を入れたり振動を与えたり、何かしらのショックが加わることで、突然に沸騰が激しく起こることがあります。
また、常に発生する現象ではなく、いくつかの条件の組み合わせが重なった場合に、ごく稀に発生する現象です。

参考

一般社団法人 日本電機工業会:「オーブンレンジ・電子レンジ(安全/正しい使い方)」