生栗の保存法&面倒な皮剥き解消法
作り方
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<生栗の保存(甘味増)>
収穫した栗は、洗わずに汚れを拭き取って(気にならない場合はそのままでもOK)
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新聞紙に包み、ビニール袋(買い物袋等)に入れて、冷蔵庫のチルド室へ入れる。
こうする事で、甘味が増します。
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<皮の剥き方>
生栗のとがった部分に十字の切り込みを入れます。包丁でする方は栗が滑って怪我をしないよう気を付けて下さい。
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4
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切り込む際、深く入れすぎると茹であがり後の皮剥きの際に、崩れやすくなりますので、鬼皮&渋皮に切り込みが入ればOKです。
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栗剥き器を持っている方は、ハサミの先端部分で鬼皮&渋皮に切れ込みを入れると楽です。
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圧力鍋へ、傷を入れた栗と浸るくらいの水を入れ火にかける。沸騰後、加圧(高)して弱火5分経ったら、火を止め急冷する。
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水を切り、少し冷めたら切り込んだ皮のところから剥いていく。包丁等でひっかけては引きはがす要領で。ツルンと剥けます。
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そのまま、栗の甘露煮や料理に使用してください。ビニール袋&保存袋に入れ冷凍保存もOKです。
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~渋皮煮用~
渋皮を残したい方は、工程4で鬼皮だけに切り込みを入れる。こうする事で渋皮は剥けず、きれいに残る。
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<経過観察>
チルド室へ入れて2週間。(途中2度程新聞を変える)私の感覚では、糖度は2度??程上がった気がします。
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野菜室に同じ方法で入れていた栗と食べ比べたら、チルド室の方が甘味が強かったです。
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<更に経過観察>
2ヶ月間、チルド室に同要領で入れていた生栗は何の問題もなく、美味しく調理出来ました。(新聞交換有り)
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強いて言うなら少々乾燥するのか、渋皮にシワが入ってる気がしました。なので剥くのでなく、茹でて中身を掻き出し処理しました。
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<更に更に経過観察>3ヶ月間、チルド室に同要領で入れた生栗も問題なし。
右記の原因=栗量・水分・切込みの違いの為??→
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その栗を切り込み入れずに圧力鍋で栗20個程と水200ccを入れ沸騰後、弱火にし高圧5分茹で急冷で少々硬めの茹であがり。
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<更に更に更に経過観察>4ヶ月間、チルド室に同要領で入れた栗も艶のある状態で美味しくいただけました。
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今年は4ヶ月でチルド室の栗は消費しちゃいました。
あとは、冷凍保存分を旬が来るまでに消費します(^-^)
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<毎年の経験から>
皮を剥いた生栗は、冷凍しても1か月程で使い切る事。冷凍庫特有の臭いを吸っちゃいます。
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栗ペースト等を作る際は、レシピID:1555868 を参照してください。
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〈H25年は野菜室でも…〉
今回は同要領で野菜室にも保存(新聞交換2度程)。
2ヶ月程経った栗を食べましたが甘味が増増
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この時は切り込み入れずに圧力鍋で5分茹で弁が下がるまで放置、半分に切ってスプーンでくりぬいて食。甘く柔くホクホクで大好評
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コツ・ポイント
圧力鍋の種類によって加圧時間等は違うと思いますので考慮されてください。6で茹ですぎると剥く際に、崩れるので注意を!(5分で柔すぎず固すぎずです)
このレシピの生い立ち
毎年、実家で獲れるたっくさんの栗を保存しながら1年間楽しむのですが、その処置がなかなか大変で・・毎年少しずつ違った方法を考えています。(今年ver.)