アサリの砂抜きと塩抜きと保存、解説付き

アサリの砂抜きと塩抜きと保存、解説付きの画像

Description

あの「じゃりっ!」とはもうおさらば!時間をかけて完全砂抜き。

材料

1パック
ボール
1個
ザル
1個
500cc
塩(3%)
15g(小さじ1.5)
アルミホイル
適量

作り方

  1. 1

    砂抜き】 半日〜1日
    時間をかけて2回水を変えることで徹底的に砂抜きをする!

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    アサリを流水で殻を擦りながらさっと洗う。
    スーパーのは大丈夫だと信じてるが念の為。潮干狩りの場合は念入りにゴシゴシ!

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    海水に近い濃度は500mlに対し3%。
    15gになる。
    小さじで1.5 または大さじ1弱

  4. 4

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    ちょうどボールに500ccがゆとり持って入る。
    ここに15gの塩を入れ、しっかりかき混ぜ、ザルでアサリを沈める。

  5. 5

    ※割れてたり、ご臨終されてるっぽいのはここで処分。

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    沈める深さは頭が少し出る位が良いので、少しアルミホイルを団子にして高さを作る。
    ※深いとアサリが酸欠になるらしい

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    アルミホイルを被せて半日放置。
    ※アサリは夜行性のため、アルミホイルで暗くしてあげる。
    夜に仕込んで置くと良い。

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    ※昔「冷蔵庫内は真っ暗になるから」と余裕こいてアルミホイルを被せなかったら、ベットベトの砂利まみれになりました。蓋必須!

  9. 9

    ※温度は20℃前後。
    冷えすぎても暑くてもダメなので、室温が高い時は冷蔵庫に入れたり出したりとコマメなお世話が必要。

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    半日経過。砂がボールの底に溜まっている。
    アサリとボールをサッと水洗いして
    また塩水を作り半日ほど漬けておく。

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    塩抜き
    塩水たっぷり飲み込んだアサリちゃん。既に愛着さえ湧いてきた頃でしょう。
    このまま使うと塩っぱいので塩抜きする

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    塩水からあげて、さっと水洗いし、ざるのまま30〜1時間置いておく。
    寝ぼけたアサリちゃん達が塩水を吐き出します。

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    【冷凍保存】
    冷凍する事で身の細胞が壊れ旨みエキス(グルタミン酸やイノシン酸)が出やすくなる。し、長期保存もできる。

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    袋にアサリと水を100cc入れる。
    ※水を入れる事でアサリの乾燥を防ぐと共に水に旨みが流れ出てスープにもなる。

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    レシピID 6973633 野菜の出汁を入れて冷凍すると最高に便利。

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    急速冷凍が好ましいため、ステンレス等のバットに極力平に並べて冷凍庫へ。
    冷蔵庫に急速機能があればフル活用しましょう。

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    【使う時】
    冷凍のまま鍋に入れ一気に強火加熱。
    ※冷蔵庫や常温解凍するとタンパク質(貝柱のあたり)が壊れ開かなくなる。

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    【ここ重要】
    貝は冷凍すると死んでしまうので、砂抜き塩抜きは冷凍前しかチャンスなし。

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    え?死ぬの?ほんなら、なんで貝が開くの?と思いますね。
    タンパク質(貝柱)は冷凍しても生きているのです。だけど⑰のとおり

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    貝柱に気付かれぬ間に一気に強火加熱で蓋を開ける。と言う寸法です。
    砂抜き頃から死んでる貝はタンパク質も壊れて開かない。

コツ・ポイント

アサリの心地よい環境作りと、時間をかけてゆっくり砂を吐かせてあげること。夜に塩水に漬け、朝水を変えて半日。
たくさん砂抜きしておいて冷凍して置くとそのまま使えて便利。2〜3ヶ月保存可能。

このレシピの生い立ち

アサリの旨みは料理をグレードアップさせてくれますが、砂抜きの手間と、それでも食べた時の「ジャり……」がテンション爆下げされます。友人が「近所の閉店前スーパーの水槽入りの売れ残りアサリは砂がない」と言っていたのを思い出しました。
レシピID : 6982710 公開日 : 21/10/16 更新日 : 21/10/18

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

2 (2人)
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クック9LMJA3☆
浅利を保存したい
初れぽ
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siroro56
時間をかけた分、砂がない!わかりやすかったです