ホエーの使い道「ブラウンチーズ」の画像

Description

カッテージチーズを作る過程でできる「乳清(ホエー)」を活用。低脂肪で栄養豊富なノルウェーの伝統的な山羊のチーズを牛乳で。

材料 (150g程度)

作り方

  1. 1

    2200mlが入るフライパンを用意し(テフロンやストーンバリア系がオススメ)、熱湯や重曹水で汚れをしっかり落とします。

  2. 2

    乳清(ホエー)は、カッテージチーズ[ID:2486805]を作る時にできたものを使います。

  3. 3

    水気を切ったフライパンに材料を入れ、中火強火で沸騰させます。

  4. 4

    火加減を調整しながら、水分を飛ばします。
    ※水蒸気は重く蒸発を妨げるので、うちわで扇ぐなど風を送ると、気持ち早くなります

  5. 5

    アクを取りつつ、全体量が1/3ぐらいに煮詰まると、油の膜が表面に確認できるので、弱火にして、さらに煮詰めます。

  6. 6

    油はあえて取らず水分が飛びきると、油分が分離し、とろみがつき、オイル煮のような状態になります。

  7. 7

    油分が気になるなら、キッチンペーパーなどで軽く吸い取り、弱火のまま練ります。
    ※私は取りません。吸い取りすぎないように!

  8. 8

    分離した油とクリーム(?)が練れたら、消毒したガラス瓶などに詰め、冷ましたら完成です。

  9. 9

    見た目はミルクジャムに似ています。
    砂糖を使っていませんが、キャラメル状に煮詰められた乳糖は、優しい甘さになります。

  10. 10

    ノルウェーでは、薄く切って(削って)トーストやサンドイッチに挟んだり、料理に使ったりと、日常的に食卓にあがるのだとか。

  11. 11

    油分を除きすぎると、冷やした時にカチコチに固まってしまいます。12時間ほど冷蔵庫で冷やすと風味が増すようです。

  12. 12

    固まってしまったら、湯銭で温めなおしてください。

コツ・ポイント

簡単に書いていますが、水分を飛ばすのに2時間はかかります。
参考にした海外のレシピでは鍋を使っていました(4時間!)が、水分を早く飛ばしたくてフライパンを使いました。

油が分離するので、できあがりのタイミングはわかりやすいですよ。

このレシピの生い立ち

毎月、牛乳3リットルを使いカッテージチーズを作っていますが、リコッタチーズやシチューでは使いきれないホエー。
使い道に困っていたところで知ったのがブラウンチーズでした。

日本語のレシピが見当たらなかったので、海外サイトを参考に作ってます。
レシピID : 3762629 公開日 : 16/03/21 更新日 : 16/03/23

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

1 (1人)
初れぽ
写真
ちゃいぐるみ
テレビで紹介されていたチーズ屋さんのブラウンチーズと同じ味!!完全再現されてて美味しい☆冷えた後もどうなるのか楽しみ(^^)