お弁当をおいしく撮るには

盛り付けで立体感を出す、ごはんは奥の方にする、半逆光で撮るの3ポイントでお弁当の写真がぐっとレベルアップします。

盛り付けで立体感を出す

お弁当のふちから少しおかずが出るくらいに底をあげて具材をつめていきます。お弁当を詰める前にクッキングシート(※)などで上げ底をしておく、卵焼きの切れ端を下にひく、ポテトサラダやキャベツの千切りの上におかずを盛るなど工夫します。おかずの切り口をできるだけ上向きにするとより立体感がでます。

※参考:ネスレ「1から始める料理の基本『クッキングシート』」

盛り付けの違いを比較

左:普通に盛ったお弁当 右:立体的に盛ったお弁当

おかずを手前にする

お弁当のメインであるおかずを手前に、ごはんを奥にして、写真をみる人の視線をおかずに集中させます。ごはんは斜めに盛るとおかずがより映えます。

ごはんが手前のお弁当

写真のメインが白ごはんかのように見える写真です。

半逆光で撮る

窓からの自然光など、やわらかい光を後ろから当てた状態で撮ると、お弁当の具がより美味しそうに写ります。さらに布やお箸などの小物を用意するとぐっと雰囲気が出てよい写真になります。

参考:「料理写真がぐっとレベルアップする3つのポイント」

順光で撮ったお弁当

お弁当の前から光が当たる状態で撮ったお弁当は、影が目立ち、暗い印象になります。

半逆光で撮ったお弁当

やわらかい光がお弁当を包み込み、おかず一つ一つにに立体感が出て、美味しそうなお弁当に写ります。

小物をプラスする

布や箸、観葉植物を添えるだけでぐっとセンスのよい写真になります。

監修:サイタカメラコーチ 田部信子