バターとマーガリンの違い

バターは牛乳から、マーガリンは植物性・動物性の油脂から作られており、風味や形状に違いがあります。優れた風味のバターは料理やお菓子づくりに欠かせないものである一方、マーガリン類にはあっさりした味わいがあり、サンドイッチなど他の食材とあわせるのに便利です。両者のよいところをあわせたバター入りマーガリンもあります。

多くの場合バターもマーガリンも同じ用途に使うことができますが、炒め物などに利用する場合には、マーガリン商品の中に炒め物に適さないものもあるため、パッケージの表示をよく確認します。

比較項目 バター マーガリン
原料 牛乳 植物性・動物性の油脂
形状 冷やすと固くなる。室温の状態は柔らかいが、温めると溶ける。 柔らかくなめらか。パンに塗りやすい。生地に練りこみやすい。
バリエーション 風味がさらによい発酵バターやお菓子用の無塩タイプなど カロリーハーフ、ガーリックなどの風味つき、お菓子用の無塩タイプなど
冷凍保存 おすすめしない(食感が悪くなります) 可能
価格 マーガリンより高価なことが多い バターより安価なことが多い

参考:日本マーガリン工業会 「マーガリンってなに?」

一般社団法人 日本乳業協会 「乳と乳製品の知識(Q&A)」