クッキーをおいしく撮るには

自然光で撮ることを基本に、構図を変えてみたりアイテムを用意したりすることで自分の表現したいイメージを作り出します。

自然光で撮る

クッキーの質感や美味しさを表現するには、窓から入る自然でやわらかい光が適しています。

部屋の明かりで撮ったクッキー

部屋の明かりだけで写真を撮ると、クッキーの質感がうまく出ないだけでなく、真上から撮ろうとした場合には自分の影が入り込むこともあるのでおすすめできません。

自然光で撮ったクッキー

クッキーの質感が表現されて美味しそうです。影が気になる場合にはレフ板を使います。 ※参考:「料理写真がぐっとレベルアップする3つのポイント」

構図を変えてみる

クッキーのかわいらしさを表現するにはパターン構図(連続した点で構成された構図)がおすすめです。ひとつずつでは主役になりづらいクッキーのようなものは、規則正しく並べてリズム感を持たせることで、全体として1つの魅力的な被写体になります。

パターン構図で撮ったクッキー

アイテムを用意する

お気に入りの柄の紙を敷いてデザインとして見せる、クッキーを食べる、クッキーを贈るなどのシチュエーションをイメージしてアイテムを用意するなど、作ったクッキーでいろんな表現を楽しみます。

お気に入りのペーパーアイテムを敷く

可愛い紙を敷くだけで写真の雰囲気がぐっと変わります。いろんな柄や色を試してみましょう。

コーヒーカップを添えて撮る

コーヒーカップを添えるだけで、今すぐクッキーを食べてしまいたくなるような美味しそうな雰囲気が出ます。

ラッピングの袋を添えて撮る

贈り物として大事に作った雰囲気が出ます。あえてクッキーを割ることで食感も表現することができます。

監修:サイタカメラコーチ 田部信子