1.
小梅はなるべく全体が熟し、黄色っぽいものを購入して下さい。(カビの原因になるので傷みのひどい梅は取り除いて下さい。)
2.
ボウルに水を張り、水を何度か取り替えながら小梅をきれいに洗う。
ザルにあげて水気をきる。
3.
清潔な布巾で水気を丁寧に拭きながら、梅の成り口に付いているヘタを爪楊枝で取る。
4.
成り口に付いているヘタを取っている時に、洗った際に気付かなかった傷みのひどい梅もここで最終的に取り除く。
5.
全ての成り口のヘタを取り除きました。(傷みのひどい梅が多い時は念の為梅の重さを測り、塩と氷砂糖の量を加減して下さい。)
6.
器に塩の約1/3量を入れておく。(最初に塩漬けする分です。)
ジッパー袋に氷砂糖全量と、塩の残り2/3量を入れる。
7.
梅を消毒する。
大きめの別のボウルに梅の消毒用・ホワイトリカーを入れる。(梅の消毒後、ホワイトリカーは捨てて下さい。)
8.
梅をホワイトリカーが入ったボウルに入れ、手でよく混ぜてホワイトリカーを絡める。(特に成り口がカビやすいので念入りに。)
9.
大きめのジッパー袋に梅を入れ、最初に塩漬けに使う塩1/3量を入れる。(なるべく丈夫なジッパー袋を2枚程使用して下さい。)
10.
ジッパー袋に空気を入れて袋の口部分を持ち、袋を振って梅全体に塩を絡める。
11.
ジッパー袋の空気を抜いて封をする。
氷砂糖入りの塩と一緒にクリップ等で止める。(私はどこに置いたかよく忘れるので‥。)
12.
冷蔵庫で塩と氷砂糖が溶けるまで2日程おく。
最低でも1日2回上下を返し、梅酢が上がっていたら全体に梅酢をいきわたらせる。
13.
丸1日経った梅の状態です。
梅の完熟具合によって梅酢の上がり方が違います。(早く梅酢をあげる事がカビ防止になります。)
14.
丸2日目の梅の状態です。
梅の実も全体が黄色くて、良い香りがしています。
16.
ジッパー袋に少し空気を入れ、梅酢で塩と氷砂糖を馴染ませるように袋を揺する。
ジッパー袋の空気を抜いて封をする。
17.
同じようにして冷蔵庫で2〜3日程おく。
(その間も1日2回程、全体に梅酢をいきわたらせてから上下を返す。)
18.
漬け初めてから5日目、1回目の氷砂糖入りの塩を入れてから3日目の梅の状態です。
1回目の氷砂糖もほぼ溶けています。
19.
氷砂糖入りの塩を加えるタイミングは、氷砂糖がほぼ溶けていれば大丈夫です。
21.
ジッパー袋に少し空気を入れて全体を軽く揺すり、塩と氷砂糖を馴染ませる。
空気を抜いて封をする。
22.
このまま梅雨明けするまで約1ヶ月程冷蔵庫に入れて保存する。(時々、梅の状態を観察し、上下を返して下さい。)
23.
梅漬けにする場合は梅酢ごと清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。(すぐに食べるより、数ヶ月おくと味が馴染みます。)
24.
晴れの日に丸2日程干す。(続けて2日干さなくても合計で2日干せば大丈夫です。)
干す日数はお好みでいいかと思います。
25.
トレー等の上にザルを置き軽く水気をきった梅をのせて干す。(朝〜夕方まで干す。梅酢はボウルに移してラップをし、日光消毒。)
26.
1日目、干し上がって梅酢に戻す前の状態です。
(お好みでこの時点で干し上がりにしても。)
27.
夕方梅を取り込み、梅酢に戻し入れる。
ラップをし、冷蔵庫または涼しい場所で保存する。
28.
2日目も同じように干す。(工程25でもそうですが、コバエ等が寄って来ないように網等を被せて干すと安心です。)
29.
夕方梅を取り込み、梅酢に戻さずに清潔な保存容器に移す。(残った梅酢は他の料理にも使えます。)
30.
できあがり。
保存は冷蔵庫でして下さい。
(すぐに食べられますが、数ヶ月おくと味が馴染んで美味しくなります。)
31.
氷砂糖の割り合いを変えて食べ比べてみるのも面白いです。